「鳳凰美田 純米吟醸酒 無濾過本生」少し甘くなくなった鳳凰美田

今回は、栃木県小山市で1872(明治5)年創業の小林酒造「鳳凰美田 純米吟醸酒 無濾過本生」です。

小林酒造について

酒蔵が美田(みた)村という良質な米の産地にあったことから「鳳凰美田」と名付けられました。番外編として「美田鶴」という銘柄もありましたが、ここのところ見かけなくなっています。現在の5代目蔵元・小林正樹氏は日本の蔵元に多い東京農大出身。醸造試験場での2年間を経て、90年に小林酒造に入社しています。

「鳳凰美田 純米吟醸酒 無濾過本生」

掛米五百万石、麹米山田錦使用で55%精米です。これまで鳳凰美田は「甘い酒」という印象が強かったのですが、最近、甘くなくなったという話があって呑んでみました。香りはあまり変わりませんが、確かに以前より甘くなくなり、力強さが感じられるようになっています。キレもよくなっていますね。

WINE CELLの酸味のある甘味が好評なので、そちらの方向に向けてきたのでしょうか。個人的には歓迎の方向です。甘味も鳳凰美田の特長でしたけどね。

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