「hm55」秋田の老舗酒造がチャレンジしている酒

今回は、秋田県湯沢市の両関酒造「hm55 Act Ⅳ」です。1874(明治7)年創業と歴史がありながら、「Rz55」「花邑」など新しいチャレンジを続けている酒蔵です。その両関酒造が秋田酒こまちで醸したのが「hm55」です。両関が「Rz」ということですので、花邑で「hm」ということなのでしょうか。

「hm55」は「十四代」の高木社長のアドバイスを受けて醸された「花邑」のプロトタイプということですので、やはり高木社長にアドバイスを受けているのだと思いますが、ActⅣは秋田酒こまち100%使用で55%精米です。華やかな香りにフルーティな軽い甘味、後口はスッキリの軽い旨口です。

Act Ⅲは出羽燦々でしたので、山形県の酒米ですが、今回は両関酒造のふるさと秋田の酒米ということです。ActⅠとⅡは見つかりませんでしたが、「hm54」が雄町、「hm59」が陸羽田で出ていますので、その続きでAct Ⅲ、Ⅳということなのかもしれません。

花邑もRz55も秋田酒こまちは使っていないようなので、レギュラー以外でこれが初のチャレンジなのでしょうか。秋田酒こまちはキレイで軽めの味わいになるので、好きな酒米です。やはり秋田の酒蔵には使っていただきたい銘柄ですね。

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