「楽器正宗 純醸」ついに出た!楽器正宗の純米酒
今回は、福島県西白河郡の大木代吉本店が醸す「楽器正宗」の純米酒です。これまで「楽器正宗」は醸造アルコール添加で出されてきましたが、ついに純米酒が登場しました。その名も「純醸」です。「純情」に掛けたのでしょうか。
使用米は明記されていませんが、これまでどおり「夢の香」ではないかと思われます。麹米60%、掛米70%で醸した酒は、グレープフルーツにも似たフルーティな香りにジュースのような味わい。若干のガス感もあり、呑みやすかったこれまでのアル添「楽器正宗」より、さらに呑みやすくなっています。後味もキレていて甘ったるさはありません。個人的には「うますぎる!」ので、これは日本酒が苦手の人でもグイグイいってしまうのではないかと思われる逸品です。
グラスに入れた感じはこちらです。うすにごりで泡が少し見られます。
アル添の「楽器正宗」も呑みやすいお酒でしたが、この純米「楽器正宗」はそれに輪をかけて呑みやすいです。アルコール感を感じることなく、こんなに呑みやすいのは、年末に出る「山形正宗」のうすにごりくらいかもしれません。いわゆる「ヤバイ」酒ですが最高です(笑)
同じ大木代吉本店が醸している「自然郷」にもこのような味わいの日本酒があります。このブログを読んでいただいている皆さんには、「自然郷」もぜひ呑んでいただければと思います。日本酒の新たな扉が開けることと思います。