「町田酒造別注企画 ???(トリプルはてな)」今年も呑めました。
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今回は、群馬県前橋市で1883(明治16)年創業の町田酒造店「町田酒造別注企画 ???(トリプルはてな)」です。
町田酒造店について
メインの地元酒は「清りょう」(”りょう”は口へんに”尞”)ですが、私たちには日本酒「町田酒造」のほうがなじみ深いですね。蔵名がそのまま酒名になっているということで、名前を売るには一番です。杜氏は町田三姉妹の長女、町田恵美さん、ご主人は5代目社長の晶也さんで、お二人が蔵に入ってから、「清りょう」の伝統は守りつつ、新しい酒造りに取り組んだ結果がこの「町田酒造」です。「蔵人一丸となり美酒を醸す」という意気込みでつけた名前だそうですが、恵美さんが酒を醸し、晶也さんは各地に出向いて消費者の嗜好や購買傾向などを調査し製品づくりの提案を行っているという、まさに「夫唱婦随」の銘柄ですね。
「町田酒造別注企画 ???(トリプルはてな)」
国産米100%使用でアルコール度数16度という以外、すべて???です。ナゾですが、町田酒造らしいフルーティさとキレイな味わい、ほんのり酸味、甘味の「安心」な美味しさです。
昨年もこの時期に発売されていますが、「上喜元翁」や「裏ロ万」のような「残りブレンド」かもしれませんね。多品種少量生産の町田酒造ですから、タンクの底に少しずつ残ってしまう分がありますし。まあ、ナゾのほうが楽しくていいですけどね。