「横山元年 純米大吟醸」麦焼酎の発祥地で醸す日本酒

今回は、長崎県壱岐市で1924(大正13)年創業の重家酒造「横山元年 純米大吟醸」です。

重家酒造について

壱岐焼酎「ちんぐ」をメインに事業を行っている会社です。創業当時は焼酎と日本酒を醸していたそうですが、1990年(平成2年)に日本酒醸造を中止。それからしばらく経った2013(平成25)年に佐賀県の蔵に協力してもらい日本酒醸造を復活。以後、壱岐で山田錦を栽培したり、いい水が湧き出るところを探して2018年に工場「横山蔵」を新設したりして「焼酎」「日本酒」の二刀流で頑張っています。「重家」と書いて「おもや」と読みます。

「横山元年 純米大吟醸」

壱岐産山田錦100%使用で50%精米です。香りはあまりありません。フルーティな味わいにほんのり甘味があり、流行の味わいに近づけようとしている感じはありますが、少しずつもの足りないところがあります。ですが、来年、再来年と進化しそうな予感がありますね。期待しています。

長崎県は日本酒県とは言えませんが、意外と米を作っているので少しずつでも酒蔵が増えればいいですね。

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