「Macho 大盃 純米愛山80」群馬県で最も古い酒蔵の面白い酒
今回は、群馬県高崎市で1690(元禄3)年創業、群馬県で最も古い酒蔵の牧野酒造です。榛名山の伏流水で仕込むメインの銘柄は「大盃」です。もともとは初代牧野長兵衛氏の名をとった「長盛」でしたが、小栗上野介の遣米使節団に同行した先祖が帰国して大きな盃で酒を飲んだことから「大盃」となったそうです。
そのような歴史のある蔵で、面白い商品がありました。
「Macho 大盃 純米愛山80」愛山100%使用で80%精米です。低精白米=タンパク質のイメージということでマッチョだそうですが、ふざけた感じではなく、ガス感があって爽やかで後を引かない甘味もバツグンでした。愛山でこういう味わいは初めてかもしれません。ラベルは衝撃的でしたが、味も衝撃的でしたね(笑)
「大盃」という銘柄を初めて見ましたが、愛山を低精米で美味しく仕込めるということでレギュラー酒も美味しいのではないかと想像されますので、記憶しておきたいと思います。