2018年8月10日 / 最終更新日時 : 2019年7月9日 酒好一男 日本酒名鑑 「七本槍」賤ケ岳の戦いに名前の由来を持つ酒 前回に引き続きまして滋賀県は北近江の酒蔵、冨田酒造の「七本槍」です。 冨田酒造は琵琶湖の北にある賤ケ岳のふもとにある旧北国街道沿いにあり、創業から500年近い歴史をもつ酒蔵です。仕込み水は奥伊吹山系の伏流水を使っていて、 […]
2018年8月9日 / 最終更新日時 : 2019年7月10日 酒好一男 日本酒名鑑 「萩乃露」槽場直汲みと果実酒が光る蔵 一年中ですが、会社に持っていくペットボトルをネットで買っています。そのネットの店が滋賀県にあるらしく、夏用の炭酸水とともに滋賀県の地元酒セットを購入してみました。今回はその中のひとつ「萩乃露」です。 「萩乃露」を醸す福井 […]
2018年8月8日 / 最終更新日時 : 2019年9月8日 酒好一男 日本酒名鑑 「澤乃井」奥多摩の渓流沿いに立つ酒蔵 暑い日が続くと涼を求めたくなりますね。そんなとき思い出すのが東京の奥座敷、奥多摩に青梅線で向かう途中の沢井駅が最寄りとなる「澤乃井」の小澤酒造です。 酒蔵のすぐそばを流れる御嶽渓流は多摩川の上流にあたり、涼しさを演出して […]
2018年8月6日 / 最終更新日時 : 2019年3月16日 酒好一男 日本酒名鑑 「屋守」ヤモリをアイコンにする東村山の酒 「江戸開城」に続いて東京都東村山の酒「屋守」と書いて「おくのかみ」と読みます。 「屋守」を醸す豊島屋酒造は、初代の豊島屋十右衛門さんが1596年に、本当の意味での下町である、神田鎌倉河岸で一杯飲み屋を始めたことに由来しま […]
2018年8月5日 / 最終更新日時 : 2019年5月8日 酒好一男 日本酒名鑑 「江戸開城」東京港区で醸す酒 今回は東京23区で唯一の酒蔵、港区芝にある「東京湾醸造」です。今年の2月まで北区の小山酒造が「丸眞正宗」を醸していましたが、製造をやめてしまったためです。有名な赤羽のおでん屋「丸健水産」では「丸眞正宗」のマルカップを出し […]
2018年8月4日 / 最終更新日時 : 2018年8月4日 酒好一男 日本酒のうんちく 日本酒はなぜ味が違うのか? 日本酒の原料は米と水と麹です。全蔵同じ原料を使っているわけですから、同じ銘柄の米を使うとすると、ふつうに考えれば同じ味になるはず。 しかし、同じ味では勝負ができませんね。 そんなとき、味の変化をもたらすのが米と麹です。 […]
2018年8月2日 / 最終更新日時 : 2018年8月2日 酒好一男 日本酒名鑑 「木戸泉」酒造りに独自路線を貫く千葉県の酒 今回は東京の隣、千葉県の日本酒を紹介します。 酒好きな人でも千葉県の日本酒銘柄をいくつも即答できる人は多くないと思いますが、実は全国でも7番目の生産量を誇る酒どころなんです。酒蔵は35軒もあり、それどころか明治33年には […]
2018年7月29日 / 最終更新日時 : 2019年5月2日 酒好一男 日本酒名鑑 「赤武」いつか大槌町で日本を代表する酒を さきのブログでは、豪雨で壊滅状態になって復活を果たした「東洋美人」の話をしましたが、今回は東日本大震災で被災した岩手県の大槌町にあった赤武酒造の「赤武」をご紹介します。 大槌町は釜石の北にある海岸沿いの町で、リアス式海岸 […]
2018年7月28日 / 最終更新日時 : 2020年2月12日 酒好一男 日本酒名鑑 そして尾瀬リベンジ「会津駒ケ岳」 「尾瀬夜行23:55」が豪雨で残念な結果に終わった私は、その年の10月6日にリベンジを果たしました。 秋は尾瀬の芝紅葉の季節ですが、残念ながら「尾瀬夜行」の設定がないため、車での尾瀬行きです。車だと東北自動車道西那須野I […]
2018年7月28日 / 最終更新日時 : 2020年8月1日 酒好一男 日本酒名鑑 「鳳凰美田」ワイン酵母使いのトップランナー 今回は、1872年創業、栃木県小山市の小林酒造が醸す「鳳凰美田」です。当時、美田(みた)村という良質な米の産地にあったことから「鳳凰美田」と名付けられました。番外編として「美田鶴」という銘柄もありましたが、ここのところ見 […]