「ウコンと牛乳」酒飲みの味方はどっち?

今回は昨年発表された、酒飲みにかかわるニュースを2本ほどご紹介します。

ひとつは酒飲みの味方「ウコン」に効果がなかったというニュース。

ミネソタ大学の研究チームによる論文では、ウコンの主成分で肝臓の働きを高めるといわれているクルクミンに含まれる物質について「不安定かつ科学的に反応性が高く、体内に吸収できない化合物であるため(薬剤の開発に役立つ)可能性は極めて少ない」と結論。クルクミンはあたかも効果があったような偽の結果をもたらす「プラシーボ効果」に等しいということが判明したということです。

ウコンを飲みすぎると逆に肝臓に悪いというのは聞いたことがありますが、効果がないというのは衝撃ですね。

でも、私は飲み会の日もしくは翌日にはカレーライス(クルクミンが含まれるので)を食べることにしています。なんとなく効いている感じがしますが、気のせい(プラシーボ効果)だったということなのでしょうか……。

低脂肪乳が尿酸に効く!

そしてもうひとつ、酒飲みが気になる尿酸値に牛乳が効くというニュース。こちらはNHKの「ガッテン!」で放送されたものですが、毎日一杯の牛乳を飲むだけで尿酸値が下がるということです。

牛乳に含まれるカゼインという成分が尿をアルカリ性にしてくれて、尿酸を排出しやすくなります。牛乳は低脂肪のほうが効果が高いそうです。

健康診断で尿酸値が高いと、水を1日2リットル飲んでくださいと言われますが、それだけ飲むのはけっこう厳しいものがあり、コップ一杯で済むなら牛乳に切り替えたいですね。

その後、人間ドックの予定が入っていましたので、3週間くらい牛乳一杯作戦を決行したのですが、これは!という効果は見られませんでした。個人差があるのかもしれません。やはり酒量を減らすことが一番の特効薬ですね。

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