「飛騨娘」穂高岳山荘で呑める岐阜県の地酒

今回は、穂高岳山荘で売っている2種の日本酒のうち、地元の酒「飛騨娘」です。醸しているのは岐阜県飛騨市神岡町で1842(天保13)年創業の大坪酒造店です。神岡市は岐阜県と長野県の境にある穂高岳から新穂高ロープウェイを降りて続く国道471号線沿いにある市で、小柴昌俊名誉教授がノーベル物理学賞を受賞した成果を挙げた宇宙線研究施設「スーパーカミオカンデ」で有名です。大坪酒造店では、その内部写真を裏ラベルに使った「神代 スーパーカミオカンデボトル」というお酒も醸しています。

ということで、この「飛騨娘」300mlペットボトル、ラベルの切り絵が特徴的です。商品の詳細が書かれていないのですが、「上撰 飛騨娘」と同じだとすると使用米はあきたこまち、70%精米です。甘口ということで、味は濃厚ですが、口の中はベタつきません。つまみが無くても呑みやすいです。アルコール度数は15度ですが、3000mの高地で呑んでいますので、ちょっと効きますね。

写真は穂高岳山荘の裏で撮ったものです。切り絵の雰囲気が岩によく似合っていますね。ところでこのボトル、キャップがそのままコップにも使えるタイプです。ずいぶん昔に電車で飲んだお茶を思い出しました。

穂高というと上高地側からのイメージが強く、長野県だと思っていましたが、穂高岳山荘は稜線に立っているので、岐阜県にあるのですね。この地酒でそれを認識した次第です。

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