2018年9月26日 / 最終更新日時 : 2019年9月8日 酒好一男 日本酒名鑑 「嘉泉」東京・福生の幻の水で醸す蔵 今回は1822年創業、東京の福生市で「嘉泉」を醸している田村酒造場です。前回の黒牛と同様、福生の旧家のひとつとして田村家があり、その敷地内の井戸に、酒造りに好適な中硬水の秩父奥多摩伏流水が出たことで酒造りにまい進したとい […]
2018年9月25日 / 最終更新日時 : 2021年6月24日 酒好一男 日本酒名鑑 「黒牛」和歌山県代表のボディのある酒 個人的に和歌山県と高知県が似ているようなイメージです。なぜかというと「黒潮」な感じがするからです。和歌山と高知は潮焼けした漁師さんのイメージがあるのですが、どうなんでしょうか? あと、申し訳ないのですが、東京から行きにく […]
2018年9月24日 / 最終更新日時 : 2022年9月8日 酒好一男 日本酒名鑑 「開運」地元の発展を祈って付けられた酒名 ここ2回ほどラベルつながりできましたが、ここで流れを変えて静岡県掛川市の土井酒造場「開運」です。土井家は小貫という土地の名主で、代々庄屋をされていましたが、明治5年に酒造りを始めたそうです。「開運」という名前は地元の発展 […]
2018年9月23日 / 最終更新日時 : 2019年7月2日 酒好一男 日本酒名鑑 「十九」凝ったラベルに負けない美味しさ 前回のラベルの話に続いて、かわいくて高価なラベルの日本酒「十九」です。長野県信州新町で1820年頃創業の尾澤酒造場が醸す日本酒です。地元酒は「美寿々錦」です。もともと生産量が少ないため、東京で見ることはありませんね。信州 […]
2018年9月22日 / 最終更新日時 : 2019年4月4日 酒好一男 日本酒のうんちく 「酒のラベル」はいつ頃からあったのか? 今回は趣向を変えて、自然と目が行ってしまうラベルについてです。 いったいいつから酒のラベルというものが出来たのでしょうか? 江戸時代にさかのぼれば、自宅でどぶろくなどを作っている人もいたと思いますが、通常は当然のごとく量 […]
2018年9月21日 / 最終更新日時 : 2020年4月7日 酒好一男 日本酒名鑑 「町田酒造」蔵元名がそのまま名前になっている酒 今回は、日本酒好きなら知らない人は少ないのではないでしょうかという酒。明治16年、群馬県前橋市で創業した町田酒造店です。地元酒は「清りょう」(”りょう”は口へんに”尞”)と […]
2018年9月20日 / 最終更新日時 : 2019年8月19日 酒好一男 日本酒名鑑 「真野鶴」佐渡の自然を生かした酒 今回は新潟県の日本酒です。と言っても本州ではなく佐渡島に6つある蔵元のうちのひとつ、1892(明治25)年創業の尾畑酒造「真野鶴」です。S字型をしている佐渡島の下のカーブの内側にある真野新町にあり、真野鶴と名付けられまし […]
2018年9月19日 / 最終更新日時 : 2019年5月21日 酒好一男 日本酒名鑑 「神蔵」京都の中心にある歴史ある小さな酒蔵 今回は、1726(享保11)年創業、「神蔵 KAGURA」を醸す松井酒造です。他に「京千歳」「富士千歳」「金瓢」などを醸しています。酒蔵は京都御所と鴨川を挟んで反対側にあり、京阪出町柳駅と神宮丸太町駅の間という好立地です […]
2018年9月18日 / 最終更新日時 : 2019年7月5日 酒好一男 日本酒名鑑 「三井の寿」スラムダンクな酒 今回は地域を少し飛んで、福岡県三井郡で1922年創業の株式会社みいの寿(元は井上合名会社)が醸す「三井の寿」です。地域的には久留米や佐賀県の鳥栖に近いところにあります。四代目の井上宰継蔵元杜氏が「三井の寿」と「美田」の2 […]
2018年9月17日 / 最終更新日時 : 2019年11月22日 酒好一男 日本酒名鑑 「白岳仙」妥協を許さず袋搾りにこだわる酒 前回の「瑞牆山」の流れで行くと山梨県の「七賢」がよかったのですが、いつもの矢島酒店に購入しに行ったところ売り切れており、代わりにと言ってはなんですが、1853年創業、福井県の安本酒造が醸す「白岳仙」を購入してきた次第です […]