2018年11月2日 / 最終更新日時 : 2018年11月1日 酒好一男 日本酒名鑑 「ちえびじん」大分県の御霊水で仕込む酒 今回は大分県杵築市で1874(明治7)年創業の中野酒造が醸す「ちえびじん」です。杵築市といってもよくわからない人が多いと思います。大分市の真向かいで別府市から出べそのようになっている国東半島の中間にあります。大分空港から […]
2018年11月1日 / 最終更新日時 : 2019年12月21日 酒好一男 日本酒名鑑 「福田」玄界灘に面した九州のはずれで醸す酒 今回は長崎県平戸市で1688(元禄元)年創業、福田酒造の「福田」です。地図を見ると九州のはしっこで五島列島に近いです。蔵の歴史は古く、平戸藩の御用酒として愛飲されていたのが「福鶴」という銘柄です。現在は契約農家で栽培され […]
2018年10月31日 / 最終更新日時 : 2018年10月31日 酒好一男 日本酒名鑑 「花の香」熊本の日本酒文化を守る蔵 今回は九州の日本酒です。熊本県玉名郡で1902(明治35)年創業、花の香酒造です。熊本県と言っても福岡県との県境にあるほど県北にあります。現在の六代目蔵元杜氏の神田清隆氏のご先祖は600年前、九条関白のご子息のお供として […]
2018年10月30日 / 最終更新日時 : 2022年3月24日 酒好一男 日本酒名鑑 「白菊」奥能登で確かな酒を造る蔵 今回は石川県輪島市で1722(享保7)年、廻船問屋として創業した「白壁屋」が質屋業を経て、江戸時代末期に酒造りを始めた白藤酒造店の「白菊」です。輪島市で廻船問屋ですから、北前船の頃にはたいへんな賑わいだったと想像されます […]
2018年10月29日 / 最終更新日時 : 2019年11月21日 酒好一男 日本酒名鑑 「分福」昔話から命名されたすべて手造りの酒 今回は、つい先日第8回美酒早慶戦、早慶出身78蔵の中で優勝の栄誉に輝いた分福酒造「分福」です。1825(文政8)年に群馬県館林市で創業。当時から「分福」を醸していました。昔話の「分福茶釜」が館林の茂林寺に残る茶釜がもとに […]
2018年10月28日 / 最終更新日時 : 2024年2月23日 酒好一男 日本酒名鑑 「醸し人九平次」孤高の存在を目指す酒 今回は私の日本酒観を変えた銘柄としては第二弾、愛知県名古屋市で1789(寛政元)年創業の萬乗醸造「醸し人九平次」です。 第二弾というのは、第一弾が静岡県の「磯自慢」だったからです。吟醸酒に醸造アルコールを使用し、オールス […]
2018年10月27日 / 最終更新日時 : 2019年11月11日 酒好一男 日本酒名鑑 「天遊琳」新嘗祭のお神酒で鍛えた手造りの技 今回は三重県四日市市で1862(文久2)年創業、タカハシ酒造が鈴鹿山系の伏流水で醸す「天遊琳」です。三重県は歴史が古いだけあって酒蔵も多く、「而今」や「作」、「瀧自慢」「三重錦」など有名な銘柄も多数あります。 タカハシ酒 […]
2018年10月26日 / 最終更新日時 : 2019年9月8日 酒好一男 日本酒名鑑 「望」若手蔵人が挑戦する益子の酒 今回は栃木県益子町で1937(昭和12)年創業、外池酒造場が醸す「望」です。創業が比較的新しいのは宇都宮にもともとあった外池荘五郎商店(こちらは1829(文政12)年創業)から分家したのが1937年ということからです。外 […]
2018年10月25日 / 最終更新日時 : 2019年3月17日 酒好一男 日本酒名鑑 「仙禽」酒米ドメーヌ化と超古代製法に挑戦する蔵 今回は、これまであまり手をつけてこなかった栃木県の日本酒です。意外というのもなんですが、栃木県は日本酒蔵が非常に多いです。特に今の日本酒ブームに乗っている蔵が多い。「仙禽」もそのうちのひとつです。 「仙禽」を醸す株式会社 […]
2018年10月23日 / 最終更新日時 : 2019年9月21日 酒好一男 日本酒名鑑 「出羽桜」カップ酒もGINJOにこだわる酒蔵 今回は山形県天童市で1892(明治25)年創業、出羽桜酒造です。もともとは安政二年に「熊政宗」という酒を造り始めたそうで、それが現在の「出羽桜」につながっています。山形県と秋田県の辺りを「出羽」と呼んだことが名称につなが […]