2018年10月10日 / 最終更新日時 : 2018年10月10日 酒好一男 日本酒名鑑 「長陽福娘」維新の志士が育った萩の酒 今回も山口県の日本酒「長陽福娘」です。20世紀の始まり、1901(明治34)年に萩市で創業した岩崎酒造が醸す日本酒です。近くには高杉晋作や木戸孝允など、明治維新の立役者の旧宅がある、まさに長州の中心と言えますね。ですが、 […]
2018年10月9日 / 最終更新日時 : 2019年2月16日 酒好一男 日本酒名鑑 「阿武の鶴」34年ぶりに復活したとは思えないレベルの酒 今回は、山口県でも一番新しい、というか古くて新しい阿武の鶴酒造です。山口県阿武市にあるこの蔵は、1983年を最後に蔵での酒造りを休止していました。それを内装デザイナーだった三好隆太郎さんが2017年4月、34年ぶりに酒造 […]
2018年10月8日 / 最終更新日時 : 2019年11月20日 酒好一男 日本酒名鑑 「貴」ドメーヌ化を進める山口県の酒蔵 この季節になると呑みたくなる酒があります。1888(明治21)年創業、山口県宇部市の永山本家酒造場が醸す「貴」の「特別純米 ふかまり」です。こちらは昔ながらの流儀を守って、ひやおろしを10月1日の「日本酒の日」以降に発売 […]
2018年10月7日 / 最終更新日時 : 2019年4月30日 酒好一男 日本酒名鑑 「田酒」日本酒界をリードする酒蔵 今回は言わずもがなの「田酒」です。日本の田んぼで出来たもののみを使用するということで、醸造用アルコール、醸造用糖類は一切使用していない純米酒です。 その「田酒」を醸す西田酒造店は1878(明治11)年、青森県油川大浜で創 […]
2018年10月6日 / 最終更新日時 : 2019年7月2日 酒好一男 日本酒名鑑 「大観」日本画の巨匠の名を冠した酒 今回は茨城県日立市で1869(明治2)年創業、太平洋まで30メートルという立地にある森島酒造「大観」です。昭和20年に戦災で焼失した蔵をなんと大谷石で再建したという歴史があります。 酒名の「大観」ですが、日本画の巨匠、横 […]
2018年10月4日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 酒好一男 日本酒名鑑 「五十嵐」歴史ある蔵の新たなる挑戦 このブログを読んでくださっている方々に埼玉県の日本酒と聞けば、「花陽浴」という声が多いことと思います。 そこで、埼玉県の日本酒です。東京「澤乃井」の小澤酒造で働いていた杜氏が独立して、明治30年創業の五十嵐酒造が醸す「五 […]
2018年10月3日 / 最終更新日時 : 2021年3月13日 酒好一男 日本酒名鑑 「梵」メガネだけではない鯖江市の酒 今回はメガネで有名な福井県鯖江市で1860年創業、加藤吉平商店の「梵」です。こちらも東京都の嘉泉と同様、庄屋だった家が酒造業を始めたそうで、やはり昔のお金持ちは酒造業か書店ということですね。井戸から湧き出る白山連邦の伏流 […]
2018年9月30日 / 最終更新日時 : 2019年9月8日 酒好一男 日本酒名鑑 「一歩己」己の夢を一歩ずつ実現する酒 今回は福島県石川郡古殿町で1841年創業の豊国酒造です。地元では「東豊国」という銘柄を醸しています。福島県には豊国酒造がなぜか2社あり、ひとつはこの「東豊国」、もうひとつは会津にあって、「豊国」という銘柄と醸しています。 […]
2018年9月28日 / 最終更新日時 : 2022年8月23日 酒好一男 日本酒名鑑 「謙信」有名なエピソードの「塩の道」沿いにある蔵 今回は1812年創業、新潟県糸魚川市で「謙信」を醸す池田屋酒造です。上杉謙信が川中島合戦の際、武田信玄に塩を贈った「塩の道」千国街道沿いにあります。そのエピソードから酒名を「謙信」としたそうです。仕込み水は白馬岳を水源と […]
2018年9月26日 / 最終更新日時 : 2019年9月8日 酒好一男 日本酒名鑑 「嘉泉」東京・福生の幻の水で醸す蔵 今回は1822年創業、東京の福生市で「嘉泉」を醸している田村酒造場です。前回の黒牛と同様、福生の旧家のひとつとして田村家があり、その敷地内の井戸に、酒造りに好適な中硬水の秩父奥多摩伏流水が出たことで酒造りにまい進したとい […]