「CUMA」アルゼンチンのオーガニックワイン

今回は、アルゼンチンのボデガ・エル・エステコ社のミッシェル・トリノ・エステートのオーガニックワイン、クマです。クマは、スーパーでも見られるようになったチリのコノスルを輸入しているスマイル社が同じく輸入しています。100%オーガニックがウリになっているようで、雑誌の「ワイン王国」でも高評価だったので前から呑みたかったのですが、なかなか売っているところがなく、たまたま行った店に置いてあったので、白と赤を両方呑んでみたというわけです。

白はトロンテス種で、マスカットを親に持つアルゼンチンの固有種ということです。ラベルにも書いてありますが、甘めのフルーツのような香りがけっこう強く、甘酸っぱさもあります。この前にカヴァのブリュットを呑んでいたので甘味を強めに感じましたが、けっこう呑みやすいですね。

赤はマルベックです。こちらも現在では主にアルゼンチンで栽培されています。ラベルを見ていただくとわかるように色が濃いです。それもそのはずで、黒ブドウと呼ばれたほどの濃さです。渋みを感じますが、酸はあまり感じません。まったりとしたベリー感があり、甘味もあります。これも呑みやすいです。

コノスルのようなライトな味わいではなく、少し濃いめのワインを飲みたいといった方におすすめです。酒販店にあると1200円近辺のようなので、お手頃ではありますね。

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