「鶴齢」新潟県で300年の歴史を持つ端麗旨口の酒

今回は新潟県南魚沼市塩沢で1717(享保2)年創業の青木酒造です。南魚沼といえばコシヒカリの産地として有名ですね。ちょっと前まで南魚沼郡だったと思いますが、2004年に南魚沼郡六日町と大和町が合併して南魚沼市として離脱し、翌年塩沢町が編入されました。ちょっと前ではないですね(笑)。ちなみに湯沢町はまだ南魚沼郡です。

塩沢の地で、日本百名山の巻機山の伏流水を使って新潟県の代表的な「淡麗辛口」酒ではなく、端麗旨口の酒を造り続けてきた青木酒造の代表酒は「鶴齢」と「雪男」です。新潟県でも少し甘味のある酒を醸しています。

こちらは「鶴齢 純米酒 山田錦【直汲み】」山田錦100%使用で65%精米です。直汲み無濾過生原酒で色合いはすこし黄味がかっていて、味は端麗ですが、酸があります。鶴齢はスッキリ甘味のイメージがあったのですが、ほんのり酸っぱいイメージで米がしっかり感じられ、意外な感じでしたね。

新酒の季節しか出荷されないということで、「鶴齢」の違う一面を見た感じがしました。

 

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