「風の森 Come Again」言われなくても日本酒を応援したくなる酒

今回は、奈良県御所市の油長酒造「風の森 Come Again」です。完全予約制ということで、真っ先に予約しましたが、ようやく手元に届きました。「Come Again」、また来てねーってことですね。裏ラベルにその思いが書かれていますので、引用させていただきます。

「その時が来たら、お客様に日本酒のあるところに帰ってきてほしい。日本酒との出会いの場である、酒屋さんや飲食店さんに、何度も、何度も訪れてほしい。という思いを込めて」

風の森らしく、奈良県の酒米「秋津穂」で醸した「Come Again」ですが、どんな味わいなんでしょうか。さっそくいただきます。

「風の森 Come Again」奈良県宇陀産秋津穂100%使用で60%精米です。アルコール度数は14度と比較的低めに抑えられています。日本酒の美味しさを味わってほしいという想いが感じられますね。ラベルに洋ナシのような香りとありますが、ふんわりとした普通の梨のような香りに、瑞々しい舌ざわりと心地よいガス感と酸味。だんだんと甘味が来てスッと喉に消えていきます。とてもスムースで、もしかしたら日本酒らしくないと感じられるかもしれませんが、「風の森」ファンにはたまらない味わいです。

その時が来なくても酒屋さんに行っている私には当てはまらないと思いますが、このお酒を呑んで、日本酒っていいなと思ってもらえるとうれしいですね。

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