「而今 純米吟醸 八反錦無濾過生」ただ一杯呑んでしまう酒

今回は、最近なじみの酒店でも四合瓶が抽選販売になってしまっている、三重県名張市の木屋正酒造が醸す「而今」です。「過去にも囚われず未来にも 囚われず、今をただ精一杯生きる」。そのままに仕込まれたお酒は「明日を気にせず、ただいっぱい呑んでしまう」美味しさ。でも翌朝はそんなにキツくないのは余計なものが混じっていないということなのだと思います。まあ、罪作りなお酒ですね(笑)

ということで「而今」の2018BYの新酒二番手くらいでしょうか。「而今 純米吟醸 八反錦無濾過生」広島県産八反錦100%使用で55%精米です。この時期は無濾過で呑めますが、やはりそこは「而今」です。無色透明で華やかな香り、ほんのりと甘味のある綺麗な旨さ。もちろん後味もスッキリです。

正月明けにお得意先の方々と一緒に15銘柄くらいを呑んだのですが、やはりこれが一番呑みやすいと言っていました。何杯も呑んでいても、きちんと記憶されるお酒というのは、それだけ美味しいということの証明でしょう。

「私が現在のNEO日本酒を呑むきっかけになった酒」だと言うと、皆さん納得していました。おおもとが「磯自慢」で、次が「而今」。そこからにごりやガツン系など、大きく広がる日本酒の世界を堪能させてくれる銘柄となっています。

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