「純米大吟醸 HINOMARU」朝日米を使った酒

今回は、秋田県横手市の日の丸醸造「純米大吟醸 HINOMARU」です。日の丸醸造といえば「まんさくの花」が基本ですが、漢字の「日の丸」も地元酒として健在です。それを次代蔵元の新しい挑戦として、かつて東の「亀の尾」西の「朝日」と並び称された食用米「朝日」を使って醸したのがこの「HINOMARU」というわけです。

ラベルはまさに「HINOMARU」かつ「朝日」。1964年に行われた東京オリンピックのポスターのようですね。それもそのはず、今年行われるはずだった東京オリンピックに向けて醸されたということなのです。

さて「純米大吟醸 HINOMARU HA-Edition」岡山県産朝日100%使用で50%精米です。香りは香ばしい焼酎のようで、口に含むと酸味がありスッキリ辛口、甘味はあまり感じません。まったく「まんさくの花」っぽくないです。冷やしたものは香りは変わりませんが、味わいがマイルドになって甘味も少し感じるようになりました。

日の丸醸造の商品は「まんさくの花」「MKシリーズ」など、好みのものが多いのですが、これはちょっと残念という感じです。

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