「紀土-KID-純米吟醸酒」紀州の名を冠する和歌山県の酒

今回は記念すべき200蔵目、和歌山県海南市で1928(昭和3)年創業の平和酒造です。創業者は江戸時代から続いていた和歌浦の谷口酒造の谷口保氏で、婿養子に行った先で酒蔵を創業したということです。戦時中に蔵を京都の酒蔵に貸さないといけなくなり、戦後の復活は大変だったそうですが、現在は「紀土」が知られています。ちなみに「紀土」は純米大吟醸のスパークリングがANAのファーストクラスで提供されていました。

海南市は和歌山県でも大阪寄りで淡路島にも近く、海に面していますが、酒蔵があるのは一番山寄りで高野山の伏流水を仕込み水として使っています。酒米も蔵人が近隣農家の協力を得て栽培から稲刈りまで行っているそうです。

ということで「紀土 -KID- 純米吟醸酒」山田錦と五百万石使用で、麹米50%、掛米55%です。フルーティな香りにまったりした甘味があります。酸は感じませんので食中酒としてもいいです。クセがなく飲みやすいお酒ですね。

ブログを始めて1年強になりましたが、ようやく200蔵を達成することができました。全国の全蔵を制覇するにはまだまだかかりますが、ゴルフのエージシュートと3000m峰全制覇とともにライフワークとしていつか達成できればいいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

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