「東力士」烏山の洞窟で熟成を進める蔵

今回は1849(嘉永4)年創業の島崎酒造です。当初は現在の茂木市にありましたが、2代目の島崎熊吉氏が栃木県那須烏山市にあった酒蔵を譲り受けてから現在の地に移転。那須岳を水源とする那珂川の伏流水を使用して「東力士」を醸しています。酒名は2代目が相撲好きで、当時の人気力士と親交があったことからだそうです。

島崎酒造は洞窟を持っていて、醸した酒類を保管、熟成させています。この洞窟は戦車の製造用に第二次大戦末期に作られたものですので相当大きく、コンサートや映画の撮影などに使われたり、オーナーズボトルの保管に使われたりとさまざまな用途に使われています。見学もできるようですので、訪れてみたいですね。

写真は以前呑んだ「東力士 純米吟醸 極一滴雫酒 愛山」です。「極一滴雫酒」は2017年12月の新酒から「極雫」という銘柄名に変更されていて、そちらは残念ながらまだ呑んでおりません。ラベルも縦書きの和風な感じから横書きのスタイリッシュな感じに変更されています。

ということで、愛山を100%使用で55%精米のおりがらみです。愛山は初挑戦ということでしたが、おりがらみにしたことで愛山の旨味が生きていました。昨年の「極雫 愛山」はここまで濁っていないようですので、より洗練されていると思われます。呑みましたら追記します。

 

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