「射美 純米吟醸酒」日本一小さな酒蔵の大きな酒
今回は岐阜県揖斐郡大野町の杉原酒造「射美 純米吟醸酒」です。「日本一小さな酒蔵」を名乗っていて、年産60石、従業員２名という酒蔵です。蔵元は五代目の杉原慶樹氏で、海外青年協力隊に行ってから蔵を継ぎ、「射美」を造りました。
「射美 純米吟醸酒」揖斐の誉100％使用で50％精米です。香りがよく、甘味がありますが、スッキリと後を引かない甘さで呑みやすいです。
蔵元は多趣味な人のようで、裏ラベルには酒の話はあまり書いておらず、ご自身が描いた絵の話が中心となっていて、「日美展」に出展したとあります。絵のタイトルは「並行福発酵連鎖」ということですから、酒の話といえばそのとおりなんですけどね。
