「富久福 特別純米酒 山田錦」ラベルのイメージと違う味わいがマル

今回は、茨城県結城市の結城酒造「富久福 特別純米酒 山田錦」です。「結ゆい」の蔵元である結城酒造創業以来の銘柄で、山田錦、五百万石の特別純米2種と山田錦90%精米の純米酒の3種類が醸されており、今回は栃木県産山田錦で醸した特別純米酒です。

なぜ栃木県かと思われるかもしれませんが、結城市は茨城県でも西のほうにあり、新幹線の停車駅でもある栃木県の小山駅から水戸線という電車に乗って2つ目が結城駅というほど県境にあるので、栃木県産でも地元産米のような感じなのだと思われます。

「富久福 特別純米酒 山田錦」栃木県産山田錦100%使用で60%精米です。しぼりたての生原酒を亀口から直汲みということで、ガス感があります。歴史を感じるラベルとはイメージが異なり、旨味と酸味のバランスのよい呑みやすいお酒です。

創業以来の銘柄は比較的地元で消費されたり、昔ながらの辛口な味わいが多いですが、こちらは美智子杜氏の想いが表れた逸品となっています。ラベルの印象にとらわれず(笑)、チャレンジしていただきたい一本ですね。

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