「上川大雪 初仕込み 本醸造」帯広畜産大学内の酒蔵で醸した酒

今回は北海道上川郡上川町の上川大雪酒造「上川大雪 初仕込み 本醸造」です。何が初仕込みかというと、国立大学法人「帯広畜産大学」と産学連携の取り組みとして、同大学構内に酒蔵を創設、「碧雲蔵」として酒造りを開始したということです。

「碧雲蔵」のある十勝にはかつて日本酒蔵が15蔵ほどあったそうですが、現在はこの「碧雲蔵」ひとつだけという状況で、北海道の地方創生事業を行っている上川大雪酒造の事業の一環ということですね。

「上川大雪 初仕込み 本醸造」北海道産米100%使用で70%精米、醸造アルコール添加の本醸造です。初仕込みで70%精米、本醸造とはチャレンジングですね。ですが、上川大雪の香りと味わいは継承されていて、アル添ならではの甘味とキレがあります。呑みやすいですね。

川端杜氏は帯広畜産大学の客員教授となって、醸造家の育成にも携わるそうです。また2021年には函館工業高等専門学校と函館市立亀尾小中学校跡地に酒蔵を創設するということで、地方創生事業がどんどん広がっています。このような取り組みにも応援していきたいですね。

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