「一代弥山 M」3者のコラボで作る広島県の酒

今回は、広島県廿日市市の中国醸造「一代弥山 M 純米吟醸生原酒」です。厳島にある霊山「弥山」を採った名称で、広島県産の原料にこだわっています。2019年5月に開かれた全国日本酒鑑評会では「酒将 一代弥山」が金賞を受賞しました。

「一代弥山 M 純米吟醸生原酒」は「Consept Workers Selection」として醸されている一品です。JA安芸、中国醸造、デザイン・芸術の吉田浩幸氏という3者のコラボで「感性」に訴える商品を作りあげています。

ということなので、JA安芸産の広島県産千本錦100%使用で60%精米、広島もみじ酵母と協会1901酵母をミックスさせて醸しています。フルーティな香りに甘味を感じます。ガス感はありません。後口はスッキリです。

中国醸造は大正7年、醸造用アルコールを製造していたメーカー数社が集まってはじまった会社です。それから昭和38年になって日本酒を醸し始めたという蔵です。そこに現在の油田昌樹杜氏が就任し、新しい試みで一躍有名蔵になりました。その試みのひとつ「コンセプト・ワーカーズ・セレクション」は中国醸造だけでなく、他の蔵でも商品を作っていますので、興味のあるかたは調べてみてください。

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