「メガネ専用2022」特定名称非表示でナゾが深まった酒

今回は、宮城県栗原市で1840年頃創業の萩野酒造「メガネ専用2022」です。

萩野酒造について

旧萩野村で創業されたので萩野酒造となっていますが、八代目蔵元はメガネをかけている佐藤曜平さんです。仕込み水は奥羽山脈の栗駒山を水源とする自然水で、自作田と近隣農家と契約栽培している美山錦、ひとめぼれ、トヨニシキや山田錦、蔵の華、他には備前雄町などを使用して「萩の鶴」「日輪田」を醸しています。そんな萩野酒造でなぜメガネかというと、昨年テレビ(地元の放送でしょうか?)で放送されたときに明らかになった「蔵元全員メガネ」という事実からです。ラベルにも「メガネ専用 全員メガネの職人で造りました」とあります。10月1日は酒造年度が始まる「酒造元旦」な日本酒の日と、もうひとつ、メガネの日でもあるんです。

「メガネ専用2022」

「特定名称・米の品種・精米歩合」非表示です。「特定名称や米の品種、精米歩合に縛られないお酒としてお客様に選んで頂きたいとの思いから、敢えて表示しないことといたしました」ということです。見た目の軽さとはうらはらに、味はいたって本格的です。酸が少し立っていましたね。

以前は特別純米酒とされていましたが、まあ、美味しければなんでもいいですね。

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