「ソガ・ペール・エ・フィス リア・サケ・ナチュレル」ドメーヌタコウ

今回は4回目の登場、長野県上高井郡小布施町の小布施ワイナリーが冬の間だけ醸す「ソガ・ペール・エ・フィス」です。今回はたまたま2種類呑むことができました。一本は「Numero Six(ヌメロシス)」ノーマルロット(今シーズンのSixはノーマル、ドメーヌイケダ、ドメーヌミウラの3種があり、年初に呑んだのはドメーヌイケダでした)。

いつもどおりの酸と旨味と鼻腔の奥に漂う香りが最高です。

もう一本は「リア・サケ・ナチュレル」です。

田幸さよ子さん産&天神原観音堂産の美山錦(両方とも無農薬米)を70%精米で、1号~6号酵母と自然界菌の混交発酵ということですが、59%精米の「ヌメロシス」を少し野太く(?)した感じでした。大切に育てられた美山錦自体が大吟醸ということで、精米を少なくしても十分な味わいです。「ヌメロシス」ほど酸が立っていないのですが、米の感じはこちらのほうがあると思います。「ソガ・ペール」はもともと呑み飽きない銘柄ですが、余計に呑み飽きしませんね。自宅にあったら間違いなく、すぐ無くなってしまいます。

今回の「ソガ・ペール」で驚いたのが、コルク栓になっていることです。以前は王冠だったのですが、瓶も細くなってますますワインに近づいていますね。ワインと同じ瓶を使えば節約にもなりますし、見た目もスッキリするのでラベルにもよく似合っています。

だいたい3月で「サケ・エロティック」は市場から姿を消してしまいますので、今年は呑み納めかもしれませんが、個人的にまだ呑めていない「5(Cinq)」。今年も呑むことがかなわないのでしょうか? 奇跡を待ちたいと思います。

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