「シン・ツチダ」古をほうふつさせる黄金色の酒

今回は、群馬県利根郡川場村で1907(明治40)年創業の土田酒造「シン・ツチダ」です。

土田酒造について

新潟県から川場村に移住した初代が沼田市で酒造業を開始、戦前には、全国新酒鑑評会で連続して入賞した蔵にのみ与えられる「名誉賞」を受賞した関東で唯一の蔵だそうです。2019年からは速醸をやめて江戸時代さながらの全量生酛造りの蔵となりましたが、設備は最新式です。地元銘柄は「誉国光」、有名なのは「土田シリーズ」です。

「シン・ツチダ」

群馬県産米100%使用で90%精米です。うっすら黄金色の酒からは酸味と甘味が相俟った香りと味わいがあります。少しクセのある味ですが、米の旨味たっぷりで鼻に抜ける風味がいいですね。

このような味わいは「死神」でも味わえますが、それよりはまろやかな感じです。本来の酒の味わいということなのですね。

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