「まんさくの花」の新酒は一番搾り槽しずく

今回は秋田県横手市の日の丸醸造「まんさくの花」の一番搾り(新酒)です。この時期に出る新酒のなかでも、マスカット感は一番だと思います。毎年、正月酒を「山形正宗」のうすにごりとどちらにするか迷っている銘柄ですね。

「槽しずく」と銘打っているこの新酒は、その名の通り「槽」で搾っています。ちなみに「槽」はワードで入力するときには「おけ」もしくは「じょうそう(上槽)」と打たないと出てきません。「ふね」とはその形からそう呼ばれるようになったのですね。

その昔から使われてきた「槽」を使うということは時間もかかるということで、ゆっくり搾られた新酒はガス感もあり、フレッシュでフルーティな味わいで新しい年を迎えるにあたってピッタリです。

その新酒が「純米吟醸 まんさくの花 「槽しずく」」。秋田酒こまち100%使用で55%精米。うすにごり生原酒です。取って出しの爽やかさが杯を進ませてしまいますね。

「まんさくの花」はどれも美味しいですが、なかでもこれはコスパの高さで秀逸な一本です。年末年始を送る一本として、ぜひリストアップしていただきたいと思います。

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