「ふるさと納税」で日本酒をもらいませんか？

私も、みなさんと同様に「ふるさと納税」をやっております。なぜ、そうなったかというと、私の好きな日本酒「山形正宗」がお礼の品としてもらえることを発見したからです。いまさら「遅いよ」という声が聞こえてきそうですが、まあ、そこはご愛敬ということで(笑)

ご存じだと思いますが「ふるさと納税」は、日本中の自治体に寄付をすることで自分の所得税、住民税から控除されるという仕組みで、手数料も５０００円から２０００円に下げられました。たとえば、５００００円寄付したら４８０００円分がなんらかの形で税金から控除されるということです。

そのようにお得な「ふるさと納税」ですが、話を聞くと多くの方は「肉」「米」「フルーツ」などを選択されているようです。なるほど、それもお得です。ですが、酒好きには日本酒、焼酎、ワインなどの選択肢が大変魅力的なのではないでしょうか。

そこで、ふるさと納税のポータルサイトなどを利用して検索したのが「日本酒」です。

「山形正宗」を醸す水戸部酒造は山形県天童市にある酒蔵です。天童市は将棋の駒で有名ですね。その天童市に４万円寄付すると「山形正宗」の四合瓶６本がもらえます。以前は２万円でしたが、天童市はふるさと納税で人気の市だったこともあり、総務省の「お礼品はふるさと納税額の３割に抑えるべし」という指導で４万円になってしまいました。

さっそく寄付して届いたのは、左から

「山形正宗　純米吟醸　雄町」、「山形正宗　純米」、「山形正宗　稲造」、「山形正宗　辛口純米」、「酔芙蓉　純米大吟醸　真紅」、「酔芙蓉　純米大吟醸　出羽燦々」の６本。「酔芙蓉」は地元でしか購入できない銘柄で、純米大吟醸が２本。下の真紅はラベルが和紙で高級感があります。

「山形正宗」は純米吟醸が１本、そして、水戸部酒造のオリジナル酒米「稲造」が入っているということで、３割近い１万円分以上の価値はあるのではないかと思います。「稲造」が入っているのは意外だったので、とてもうれしかったです。この「稲造」の１本がその時期によって変わるのではと思います。

山形正宗に味を占めた私は、他にも自分が紹介したり、飲んだことのある銘柄がないかとせっかくなので探してみました。

天童市には「山形正宗」のほかに「出羽桜」があります。1万5000円で、2008年の世界の日本酒鑑評会で、最優秀賞に輝いた”一路”と2016年の同賞に返り咲いた”出羽桜　出羽の里”の2本入りセットです。

山形県では鶴岡市の「栄光富士」、山口県は銘柄が多く、宇部市の「貴」、萩市の「長陽福娘」「東洋美人」、岩国市には寄付金額は張りますが「獺祭」もあります。栃木県那須市の「大那」、兵庫県多可町の「龍力」、広島県三次市の「美和桜」などなど。

焼酎は鹿児島、宮崎を中心にさがすとすぐに見つかります。都城市は霧島がもらえますね。

ワインは全国で見つかります。

そんなお酒を中心にした見方で「ふるさと納税」をして、ちょっとお得な気分になるのもいいのではないでしょうか？