「ことのわ 特別純米酒」酸味がいい岡山県の酒

今回は、岡山県倉敷市児島田の口で1785(天明5)年創業の十八盛酒造です。児島田の口というとおり、倉敷市の東の瀬戸内海に面したところにあります。メイン銘柄は社名のとおり「十八盛」です。岡山県は酒米どころではありますが、わりと日本酒不毛の土地と思っていました。それがこの十八盛酒造で醸す「ことのわ」で一気に挽回しましたよ。

「ことのわ 特別純米酒 無濾過生原酒」岡山県西大寺産吟のさと100%使用で60%精米です。十八盛は主に岡山県産米を使用しておりますが、この「吟のさと」は九州の米で山田錦の系統となっています。それを岡山県で作ったということですね。さすが山田錦の系統ということで、軽いガス感にスッキリした甘味、旨味とキレイな酸味があって美味しいです。

倉敷市だけあって、ラベルにはデニム生地が使われています。周囲にちょっと糸がほつれているのがわかりますでしょうか。「十八盛」はなかなか見ることがありませんが、見つけたらぜひ購入してみたいと思いました。

岡山県の日本酒も捨てたものではありませんね。

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