「くどき上手 純米大吟醸 しぼりたて」ちょっと甘めのくどき上手

今回は、山形県鶴岡市羽黒町の亀の井酒造「くどき上手 純米大吟醸 しぼりたて」です。「くどき上手」の酒造りは大安にしているということですが、購入した2019年12月21日以前の大安は3、9、15日ですので、そのどれかで搾っていたものでしょうか(笑)

「くどき上手 純米大吟醸 しぼりたて」山形県産出羽の里100%使用で48%精米です。酒米の「出羽の里」は山形県の酒造好適米「美山錦」とその流れをくむ「出羽燦々」に続いて開発され、山田錦系の「吟吹雪」と「出羽燦々」を親にもつ酒米です。値段もお手頃なお酒が多いようです。

グラスに入れたときは少しガス感がありましたが、口に含むとあまり感じませんでした。華やかな吟醸香に、少し強めの甘味があって、ちょっと意外なまったり感でしたね。もう少しキリっとした感じかと思いましたが、裏ラベルに「甘めに搾っています」と書いてありますので、そのとおりの味わいです。でも呑みやすくて後口はスッキリしています。

くどき上手のアイコンとなっている浮世絵美人も手ぬぐいを締めて酒を搾っているのかもしれません。艶めかしいというよりは、額に汗して頑張っているワーキングウーマンという感じですね。今しか味わえない搾りたてをぜひ試してみていただきたいです。

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