「竹の園」地元・佐賀県の食米で醸した純米酒
平成最後の本日は、佐賀県鹿島市で年1796(寛政8)年創業の矢野酒造です。多良岳山系の伏流水を使って仕込んでいます。メインの銘柄は「肥前蔵心」と「竹の園」。2003年に現在の矢野善紀蔵元が「純米酒宣言」を行って、純米酒で勝負している酒蔵です。
「竹の園 純米酒 無ろ過生原酒」佐賀県産さがびより100%使用で57%精米です。「さがびより」は食米ランキングでも特A評価を受けているお米です。そのことからか、山盛りご飯のラベルです。香りはあまりなく、辛口のスッキリ味で食中酒として呑みたい味わいです。
「竹の園」といえば、パンダラベルが有名ですが、こちらは福岡県の「さけのいちざ」という会社とコラボ(ですかね)している銘柄で、同じ佐賀県の「天吹」も同様にコラボ商品を発売しています。こちらの「ぱんだ祭り」は2017年のものです。
日本酒をラベル買いする方も多いと思いますが、それでも失敗しない銘柄のひとつです。限定流通品で手に入れにくいですが、機会があれば、見て呑んで楽しんでいただきたいですね。
平成最後っぽくないですが、引き続き、令和でもよろしくお願いいたします。