「白岳仙 純米吟醸 白練」スッキリ味の食中酒

今回は、福井県福井市で1853(嘉永6)年創業の安本酒造「白岳仙 純米吟醸 白練」です。

安本酒造について

安本酒造があるのは朝倉義景と織田信長が対決した「一乗谷の戦い」で有名な一乗谷に近い安原町にあります。蔵元には白山水系の伏流水(中硬水)があって仕込み水にしています。生産石数が少なく、全量をひとつひとつ酒袋にもろみを入れて搾る昔ながらの舟しぼりで醸している「一切の妥協を許さない酒造り」を行っています。地元酒は「国府司」ですが、残念ながら、こちらは見たことがありません。この「白岳仙」は「純米大吟醸 限定商い」がJAL国内線のファーストクラスで提供されたことがある銘柄です。

「白岳仙 純米吟醸 白練」

福井県産五百万石100%で麹米55%、掛け米58%精米です。味わいのイメージを日本伝統色「白練」(SHIRONERI)で表現しているそうですが、よくわかりません(笑)。私の感覚で言うと、香りはあまりなく、薄い酸味で辛口な口当たり、少し口に含むとスッキリ甘味を感じ、キレがあります。食中酒としていいかと思います。

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