「東長むつごろうさん 純吟無濾過生原酒」爽やかな乳酸菌飲料みたいな酒

今回は、佐賀県嬉野市塩田町で1789(寛永元)年創業の瀬頭酒造「東長むつごろうさん 純吟無濾過生原酒」です。

瀬頭酒造について

瀬頭酒造は寛政元年(1789年)に初代、瀬頭多次兵衛が「丸平正宗(マルヘイマサムネ)」の銘柄で創業。大正9年に法人化したのをきっかけに「東長(アヅマチョウ)」を発売しました。命名したのは当時の政友会総裁で首相であった原敬で、酔い心地のさわやかさ、おおらかさを「アヅマの国のオサ、すなわち東洋の王者にふさわしい」と「東長」という名になったようです。創業以来、大吟醸東長をはじめ銀紋東長(レギュラー酒)に至るまで、伝統的な製法の三段仕込みを守り、地元佐賀にこだわり佐賀県産米と清冽な水のみで醸し続けています。地元銘柄に「白菊」があります。

「東長むつごろうさん 純吟無濾過生原酒」

山田錦・さがの華使用で 60%精米です。リンゴ酸を使っているのかと思うほどとてもフルーティな香りと酸味のあるドライな乳酸菌飲料のような味わいで、するすると呑めてしまいます。ムツゴロウは有明海の名物ですので、酒蔵のある嬉野市は少し離れていますが、その名前をつけたのですね。

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