「有磯 曙 初嵐」能登半島地震で被災し、復活しつつある蔵

今回は、富山県氷見市で1872(明治5)年創業の高澤酒造場「有磯 曙 初嵐」です。

高澤酒造場について

初代高澤利右ヱ門が江戸時代末期に氷見に来て、明治5年頃に酒造りを手がけたのが始まりです。当時は蔵のすぐ裏まで海が迫っていて、豊富な井戸水と富山湾からの海風が酒造りに適していると利右ヱ門は判断したようです。能登半島地震で被災した氷見市で唯一の蔵元としてニュースにも取り上げられましたが、現在も再建途中です。メイン銘柄は「有磯 曙」で、槽搾りを守り続けている酒蔵です。

「有磯 曙 初嵐」

富山県なんと産雄山錦100%使用で55%精米です。フルーティな香りはしますが、酸味と苦味の中に少し甘味を感じる辛口の酒です。「氷見のお魚にぴったり合う氷見の地酒を造ろう!」がテーマのようですので、魚の脂と戦うのにいい感じだと思います。まさに食中酒です。

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