「大菩薩嶺」100分の10名山達成!

山梨県大月の酒「笹一」を紹介した理由がこの「大菩薩嶺」登山でした。これでようやく100名山のうち10峰を登ったことになります。

「大菩薩嶺」には、中山介山著『大菩薩峠』のタイトルとなっている「大菩薩峠」があります。小説ではここである巡礼者が斬殺されたことをきっかけに始まっていくのですが、かつては武蔵国と甲斐国を結ぶ甲州裏街道の重要な峠でした。

中央本線とバスで行きやすいのですが、祝日だったこともあり容易に混雑が予想されたので、登山口のある上日川峠の市営駐車場での車中泊を選択しました。深夜の往路の途中では鹿を2回見て、一回は目の前を鹿が先導してくれるなど、初めての体験をしましたよ(笑)

無事トイレの近くに駐車できて寝袋をかぶって就寝。朝方はかなり冷え込みましたが、しっかりと睡眠をとることができ、7時少しすぎに出発。駐車場はすべて満車で、その時間に到着した人は2キロ先の駐車場を指示されていました。それだけでもけっこう歩くことになります。車中泊選択が成功だったことにホッとしながら登山口に着くと、看板付近に少し紅葉はありましたが枯れている葉も多く、やはり一週間遅かったと感じました。

20分ほど登ると民宿兼食堂兼休憩所「福ちゃん荘」に到着。ここは2002年に皇太子と雅子妃が大菩薩嶺を登られたときに休憩したところで、その記念の看板も掛けられていました。

この先は表参道で大菩薩峠を経由するコースか、そのまま唐松尾根を直登するコースに分かれていますが、私は景色がいいと言われている前者を選択しました。その後50分ほどで大菩薩峠に到着。そこには中山介山の名を冠した介山荘がありました。こちらは商魂たくましく、さまざまな山のバッジが売られていて、登らなくても購入することができます(苦笑)

本来なら、ここから富士山が見えるはずなのですが、ちょうどその高さに雲が広がっていて残念ながらその姿を見ることはできませんでした。大菩薩峠の写真でおわかりのとおり、そこより上は雲一つない快晴だったのですが、山の天気は難しいです。

気を取り直して稜線を登っていきます。振り返ると介山荘が見えました。左は雲がかかっています。稜線を登りきると平らなところに出たので大菩薩湖を入れて遠景をパチリ。左上の雲のところに青い部分がありますが、それがそこに見えるはずの富士山です。

 

ここで少し早めの昼食をとり、30分ほど休憩。頂上に向かいました。

途中、雷岩というところがあって、そこが頂上だと勘違いしてしまいましたが、三角点も看板もないのでウロウロしていたところ、大菩薩嶺の→が見つかったのでそちらに向かい、無事頂上に着きました。

それまでの道のりに比べ、木々に囲まれてまったく視界が開けていない頂上ですが、そこには2056.9mの標識と三等三角点がありました。

あとは三角形の形になるルートの唐松尾根を下って、福ちゃん荘から登山口に戻ったのが11時。2000m級の山でこんなにラクなのは初めてですが、それだけに老若男女問わず人気があるのだと思います。

途中ですれ違った家族のお子さんが「またあのバスに乗るの嫌だ」と言っていたので、相当な混雑だったのでしょう。中央本線甲斐大和駅から上日川峠行きのバスは土日祝でも8時~9時台に朝3便、甲斐大和駅行きは13時から15時台に4本しかないので、乗客が集中するのもわかります。平日はさらに少なく、12月9日(日)までしか運行していませんので注意が必要です。

ということで、バスの皆さんより一足先に甲斐大和駅までの途中にある「やまと天目山温泉」でひとっ風呂浴びに行きました。ここはけっこう下っているので、まだ綺麗な紅葉がみられました。それがこちらです。この施設は甲州市が運営しているので、市内の人と市外の人で料金が違いますが、市外の人でも3時間510円なのでリーズナブルです。おまけに「ぬるぬる」するお湯が特徴の温泉が気持ちよく、露天からは見事な紅葉が見えました。

その後、道の駅「甲斐大和」に向かうわけですが、とりあえず区切りの100分の10名山。駄文をお読みいただきありがとうございました。

ちなみに、100分の10はこんな履歴です。赤城山はブログがありませんが、他の山は酒がらみのコラムがありますので、よろしければご覧ください。ただ3000m級がないので、来年に挑戦したいと思います。

1 筑波山(877m)

2 赤城山(1828m)

3 会津駒ケ岳(2132m)

4 燧ケ岳(2356m)

5 男体山(2486m)

6 両神山(1723m)

7 焼岳(2444m)

8 瑞牆山(2230m)

9 那須岳(1915m)

10 大菩薩嶺(2056.9m)

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