「二黒土星 生酛純米」古酒のような味わいの生酛酒

今回は、滋賀県甲賀市で1917(大正6)年創業の美冨久酒造「二黒土星 生酛純米」です。

美冨久酒造について

美冨久酒造で有名なのは「三連星」ですが、今回は「二黒土星(じこくどせい)」を紹介します。「二黒土星」とは、暦や占いで用いられる九星のひとつ。その年ごとの星が決められていて、創業年である1917年が二黒土星の年にあたることから、山廃蔵の美冨久酒造が挑戦する生酛仕込で仕込んだ酒を「二黒土星」と名付けました。ラベルには「三連星」のマークがありますので、シリーズのひとつのようですね。ちなみに「三連星」とは、若手30代の社員蔵人3人で造っている。酒米が山田錦、滋賀渡船6号、吟吹雪の3種類。酒類が純米大吟醸、純米吟醸、純米酒の3種類。各酒類の中に定番、特別限定、季節のお酒の3タイプある。といったこだわりによるものだそうです。仕込み水は鈴鹿山系野洲川伏流水の自家井戸水です。

「二黒土星 生酛純米」

滋賀県産山田錦100%使用で60%精米です。1年以上寝かせた原酒を15度台に調整し、瓶詰めしたものです。

古酒を彷彿させる薄い黄色、少し強めの焦げ臭に米の香り、お燗に良さそうな少しクセが強い味わいに強めの酸味、そのせいでキレがいいです。冷酒でもいいですが、お燗の方がいい感じです。

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