「上喜元 翁」毎年の味が楽しみな酒
今回は、山形県酒田市で1946(昭和21)年誕生の酒田酒造「上喜元 翁」です。
酒田酒造について
酒田酒造は1946(昭和21)年、「男山」「養老」「藤屋」「千里井」「玉の川」という名前の酒を醸していた5つの酒蔵が合併して誕生しました。なので、創業ではなく誕生と書いたわけです。生産量のほとんどが吟醸以上で酒名の「上喜元」は「上質な喜びの元」という意味を表しています。
「上喜元 翁」
山田錦、美山錦、雪化粧、美山錦、出羽燦々など国産米100%使用で、精米歩合は非公開(35%、40%、50%、55%、60%をブレンドなので何%なのかわかりませんよね)、味を調える醸造アルコールが添加されています。毎年ブレンド割合が変わりますので、味も当然変わります。
今年は控えめな香り、醸造アルコールが効いているのか酸味、甘味は控えめ。2年前のような食中酒な味わいとなっています。相変わらずキレはいいです。
コスパ最高なので、毎年試すのが楽しみな銘柄です。