「ソガ・ペール・エ・フィス サァンク」6年越しで全種呑めました

「ソガ・ペール・エ・フィス サケ・エロティック」1号から9号(8番はなし)をついにコンプリートできました。最後に残ったのは5号酵母の「Cinq(サァンク)」。馴染みの店で購入させていただきました。一番古いのは「Sept(7)」でラベルに2012とありますので、6年越しということで感慨深いです。その頃はラベルに「信濃國 小布施」とありましたが現在は「信濃國 旧上高井」と変わっています。

その「Cinq」の味わいはというと、やや黄色がかった色味でほどよいガス感、酸味がわずかに勝る甘み、飲み飽きない爽やかさ。温度が上がると白ワインにも似た、いつまでも香っていたいフルーティな香りが立ち上がってきます。いつものことながら、750mlは1時間もあれば呑み切ってしまえる旨さです。呑みませんけど。

ただ、今年はすべてコルク栓ということで、保存に困ってしまいます。抜いた栓を逆にして無理やり押し込み、冷蔵庫で保存しました(笑)

以前は王冠だったので、同じようなものですけどね。

そしてもうひとつ、2018年7月に呑んだ「ソガ・ペール・エ・フィス ル・サケ・ナチュレル70」もご紹介。ドメーヌタコウ産美山錦100%使用で70%精米。それも古典生酛の自然発酵です。これは「ソガ・ペール・エ・フィス リア・サケ・ナチュレル」同様、無農薬のため収穫量が大変少なく、米がすでに大吟醸なので、70%で十分なレベルに達しているということからです。こちらのラベルでは「信濃國 上高井」になっていますので、変更途中という感じでしょうか?

いずれにしても、現在は1号から6号酵母までで醸していると記されていますので、日本を代表する(していた)酵母を曽我さんのおかげでコンプリートできてよかったです(厳密にいうとヌメロシスのドメーヌミウラがまだなんですけど)。お会いしたことはないですが、この場を借りて御礼申し上げます。もちろんこれで終わりではなく、これからもワインと共に呑み続けますよ。

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