「サーフ正宗 スケボ正宗」微妙な違いが楽しい「スキー正宗」由来の酒
今回は、新潟県上越市の武蔵野酒造「サーフ正宗」と「スケボ正宗」です。ツイッターで「サーフ正宗」という文字をみたとき、ユーミンの「スキー天国 サーフ天国」という曲を思い出し、さっそくオンラインで注文したというわけです。スキーはけっこうやりましたが、サーフィンやスケートボードにはまったく興味はなく生きてきました(笑)
受け狙いで購入してみたわけですがこの「サーフ正宗」と「スケボ正宗」、名前が違うだけで中身は「スキー正宗」だろうと思いきや、それぞれ微妙に違うようです。この2つの前に「スノボ正宗」があって、「スキー正宗」に純米吟醸をブレンドしたそうです。ということで今回の2酒もそのような具合にブレンドされているようです。確かに、色が微妙に違いますね。その秘密はこのあとで。
「スケボ正宗」新潟県産五百万石100%使用で60%精米、醸造アルコール添加の「スキー正宗」に40%精米の大吟醸酒をブレンドしています。「サーフ正宗」より少し黄色味がかった色合いと、大吟醸由来の吟醸香があり、キレのある甘味、旨味、後口はサッパリしていて食前、食中酒としていい感じです。
そして「サーフ正宗」は同じく「スキー正宗」をベースに、真夏に飲む酒をイメージしてちょっと酸を効かすことにし、生酛系のお酒をブレンドして酸味を効かせたそうです。香りはあまりなく、酸味の中に甘味があり、キレがあります。確かに「スケボ」より夏向きの味わいになっています。
てっきり「スキー正宗」のラベルを変えただけかと思っていましたが、中身も違っているし味も違うので、これはまったく別商品だということがわかりました。この微妙な違いを味わうのは楽しいので、もう少し違うラベルにしたほうがいいのではと思いました(笑)